理文(文理)融合は、文献史料も絵画資料もまず資料論から始まるのは異論がないところだと思います。国文学研究者の理系研究に対する一般的な姿勢は、本書p59上段に的確な指摘があります(もちろんそれではダメだと明確に指摘されています)。これは歴史学研究者も同じです。本書によって「ようやく理文融合の端緒に立った」と言えるのでしょう。全く個人的な感想ですが、復元という課題がある美術史研究は、文学・歴史学よりも一歩進んでいる印象が残りました。いずれにせよ、文理融合は今後大きく進展することは間違いありません(文責:堀 新)
以下の画像は、①当日のZOOM画面、②③当日のレジュメ、④⑤『資料論がひらく軍記・合戦図の世界』の表紙・裏表紙





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