第23回オンライン研究会

8月28日(日)15:00より、第23回オンライン研究会を開催しました。内容は、高橋修氏による中根千絵・薄田大輔編『合戦図-描かれた<武>』(勉誠出版、2021年)の合評会(その2)です。今回は同書の論考編「華ひらく戦国合戦図」が対象です。 高橋氏はまず中根千絵氏の「序言」、薄田大輔氏の「序論」から本書の意義を確認し、個々の論文についてのコメントや疑問点をあげ、最後に「本書の成果と課題」として…

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大垣市郷土館の調査

8月21日(日)大垣市郷土館で合戦図屏風の調査を行いました。 昨年夏、たまたま同館に新出の「長篠合戦図屏風」(六曲一双)があるという情報に接し、1年後にようやく実現した調査です。また前科研で2016年に同館の展示を見学した際、藤井介石筆「関ヶ原合戦図屏風」の存在を初めて知り、気になっていた同屏風の調査もあわせてさせていただきました。この2点の屏風について、後日改めて調査振り返りをしたいと思いま…

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第22回オンライン研究会

去る7月24日(日)15:00より、第22回オンライン研究会を開催いたしました。川合康氏による中根千絵・薄田大輔編『合戦図-描かれた<武>』(勉誠出版、2021年)の合評会(その1)です。今回は同書の論考編「描かれた中世のいくさ」を取り上げ、次回に「華ひらく戦国合戦図」を対象とする予定です。 まず川合氏から対象論文の意義とその概要が確認され、その後に川合氏の視点による5点の論点が、関連史料とと…

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