福井県立歴史博物館の調査

2022年3月17日(木)、福井県立歴史博物館で「姉川合戦図屏風」の調査を行いました。本屏風は元亀元年(1570)の姉川の戦いを描いた唯一の屏風で、天保8年(1837)に林義親(詳細不明)が制作したものです。第6扇の徳川家康本陣の図像が、岐阜市歴史博物館所蔵「関ヶ原合戦図屏風」の家康本陣に似ていることが注目されています。画像を比較しながら絵師・工房は同一と考えられるか? 真柄父子は? 徳川四天王…

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第18回オンライン研究会

2022年3月13日(日)15:00より、第18回オンライン研究会を開催しました。内容は、小口康仁氏「描かれた徳川四天王(仮)」です。「東照社縁起絵巻」「長篠・長久手合戦図屏風」を題材に、徳川四天王(酒井忠次、榊原康政、本多忠勝、井伊直政)がどのように描かれているのかを考察するものでした。討論では「四天王」「徳川四天王」の初出や語源、「徳川十六神将」「武田二十四将」「黒田二十四騎」との関連性、な…

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